「もっとも強いものが生き残るのではない。もっとも賢いものが生き残るのでもない。唯一生き残ることができるのは変化できるものである」

みなさん、お元気ですか?

毎日記録的な暑さの中、外にでるだけでも苦しいので、家の中でひたすら巣ごもりしていたお盆休みがついに開けました。

 

事務所もしばらくしまっていましたが、明日からはまた再開します。どうぞよろしくお願いします。

 

しかし本当にここ数年、夏の暑さは異常ですね。昔はこんなことなかったですよね。

以前のブログにも書いて、繰り返しにはなりますがこういう体験をすると、本当に人間は自然には勝てないのだ、と思わされるここ最近です。

 

たとえば地震や豪雨などの自然災害もそうですし、今年のような猛暑も人間の力ではどうしようもない現象でしょう。人間にできるのはせいぜい避難して被害をいかに少なくするか、ということだけなのかもしれません。しかしそうやって自然に飲み込まれないような工夫を繰り返しながら、なんとか自然と共存してきたのが人間の歴史なのかもしれません。と、言うよりも人間自体が自然の一部なのですから、気候や天候の変化に対して、それに応じた変化をしていくのが定めであり、上手く変化し、適応できない存在は滅びるしかないのかもしれません。

 

そう考えると、新型コロナにしてもこの猛暑にしても自然災害にしても「あるべくしてあるもの」であり、自然の計らいなのでしょう。人間も自然の一部である以上、これに対して精一杯の適応をしつつ、いずれこれらの自然の変化に応じた「新種」のタイプの人間に変容していくのかもしかないかも知れません。それができないと滅びるしかないのなら、なんとかして生き残りたいものです。

 

「もっとも強いものが生き残るのではない。もっとも賢いものが生き残るのでもない。唯一生き残ることができるのは変化できるものである」というのは、かのダーゥインの言葉ですが、新型コロナ禍といい、この猛暑と言い、これに対応して変化できるものだけが色々な意味で生き残れるのでしょう。

 

戦うことが全てではなく、変化して適応することが一番の自然の知恵なのかもしれませんね。