❝気持ちはわかる。痛いほどわかる。でも、急いじゃいけない。
すぐそこに手に入りそうなものが如何に立派で偉大に見えようとも、
自分の目的そのものに見えても、それをあっさりとつかんでしまえばおしまいだ。
きみはまず自分自身を生きないと。
きみでしかない自分自身を生ききらないと。本物にはなれない。
そして、自分自身を生きるためには、
艱難(かんなん)、苦悩、失意、努力、克服がどうしても必要なんだ。
つらいというのはいやだ、というのは良くわかる。
けれど、君が欲しがっている本物はそれら苦難の果てに輝いているものなのだから。❞
ニーチェの言葉
『人間的、あまりに人間的』「漂泊者とその影」より
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