性的マノリティ(少数者)への配慮を文科省が通知を出しました

性的マイノリティ(少数者)という言葉を御存知でしょうか?

 

<何らかの意味で「性」のあり方が非典型的な人のこと

英語のSexual Minorityの日本語訳である。

性的少数派、性的マイノリティ、セクシュアル・マイノリティ、ジェンダー・マイノリティとも言う。

一般的に同性愛者、両性愛者、トランスジェンダー(性同一性障害の当事者含む)などが含まれる。>(ウィキペディアより) と説明されています。

 

私も訳あって、性的マイノリティについて最近いろいろと勉強を始めました。

電通が4月7〜8日に行ったインターネット調査によると、全国の20〜59歳7万人のうち7・6%が性的少数者だったといいますから、大体13人に1人の割合です。

 

今回通知を出した文科省の担当者によれば「クラスに1人か2人は当事者がいるという前提で対応してほしい」と言いますから、もう今や他人事ではありません。

 

そして昨年民間団体が行ったインターネット調査では、性的少数者約600人の内7割が学校時代にいじめを経験し、3割が自殺を考えたといいます。

 

これらの数字を突きつけられると、私たちは性的少数者に対する理解を深める必要があるでしょうね。

 

具体的に今回文科省が出した通知の内容に関して、簡単にまとめると

<性的少数派全体に対して>

・いじめや差別を許さない人権教育の推進

・子どもが相談しやすいよう、教員が心無い言動を慎む

・教員が服装や髪形を否定したり、からかったりしない

 

<性同一性障害に関して>

・専門家を含めた「サポートチーム」の立ち上げ

・服装や更衣室、トイレ、呼称などで配慮

・本人や保護者の意向を踏まえる

・診断がなくても性別へ違和感に応じ柔軟に支援

・卒業証明書に変更後の性別を記入

(朝日新聞より)などがそのポイントとして示されています。

 

具体的にはこちらを。

 

この問題に関しては、これからも色々考えてみたいと思っています。