最近いろいろな相談場面で繰り返してお話することがあります。
それは
①今やっている方法で上手く行っている時は、それを続けましょう。
②上手く行っていない方法は、それ以上続けないで、キッパリやめるか、別の方法に変えましょう。
③過去に上手く行っていた方法があれば、それをもう一度やってみましょう。
この3点です。これは勿論私のオリジナルではなく、解決指向型ブリーフセラピーという技法の中で言われている原則です。
不登校の子供の言動にいら立ちを隠せないお母さん。
どうしてもがみがみと言ってしまうことがやめられません。
ほとほと困って、一体どうすればいいんだろう・・・・・・と行き詰った時に
「上手く行っていない方法をいくら繰り返しても、多分変わりませんよ。お母さんのお子さんを思う気持ちや心配な気持ちをどう伝えればよいか、今までと違う方法を考えてみませんか?」と一緒に考えていく時間を作りました。
もちろんどんな子どもにでも、あるいはどんな状況や問題にも効果がある万能薬みたいな方法はないでしょう。
だからこそ「今のこの子にはどんな方法をとるのが一番気持ちが伝わるだろう?」と頭をひねって工夫をするのです。
こうやって今の方法を変えてみようとい気持ちになることが、今の行き詰った状況に変化をもたらすきっかけになるのかもしれませんね。
さて、どうしたものか・・・・・
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