「学校にはいけないのに、家では普通だし、ゲームやネットばかりしているんです。ひょっとしてずる休みなのかも、って思ったりもするんですけど・・・」
こういう声をよく聞きます。
不登校の中期にはいると、さまざまな思いが胸に去来するものの、とりあえずは学校を休み日が増えてくるため、一見したところ家の中では落ち着いた様を見せるようになるからです。
しかしそれはとりあえず当面のストレスとなる「登校」について、親を始め周囲の人が受け入れ始めたことからくる表面的な安定なのです。
ですから決して彼ら自身は内心からホッとしているわけはないでしょう。
やはり登校できないを
「申し訳なく」思ったり
「情けなく」思ったり
この先どうなるのか「不安に」思っていることは変わりありません。
ところがうわべの安定を見た周囲が
「なんだ、最近学校へ行かなくなったら、落ち着いているんじゃない。特別どこか具合悪そうでもないし、あいつひょっとしてズル休みなんじゃないの?」と思ってしまうことがあるのです。
これは今後も続きますが、彼らの表面的な様子は決して内心からのものではない、と言うことを思い出して、周囲の仲間や家族は理解して上げることが大切だと思います。
決して
「何サボってるの?」とか
「元気そうだね、早く出ておいでよ」とか、
「本当に出てこれないの?」と言うような言葉はかけないようにしてあげてください。
子ども・思春期・青年期の不登校・発達障害、成人の発達障害・不適応に
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