さて、不登校の初期対応について。
この時期のもう一つのポイントは、親自身の気持ちの安定です。
当然のことながら、子どもが学校行きたがらないとなると、親は不安になります。
まして説得してもダメ、理由を聞いても答えてくれない、となると誰でもパニックになります。
実は、それ自体は「異常な事態」に対する「正常な反応」なのです。
ですから、パニックになってヒステリックになったご自分を責めることはありませんよ。
だれでもそうなるのです。
あなただけではありません。
ですが、ある時期を過ぎれば出来るだけご自分の気持ちの安定を図るように努力してください。
その方法については、またいずれお話しようと思いますが、何より不安的な時期を長引かせないことも大切なことです。
親・子ともに「とも揺れ」してしまうと、それだけ「振れ幅」は大きくなり、「とも揺れ」が収まるまでに時間がかかり、さまざまな影響が大きくなるからです。
難しいですが頑張ってみませんか。
~思春期・青年期の不登校・発達障害、成人の発達障害・不適応に~
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