「ある問題に対して『ドーデモイイ』という解決法のあることに気の付かぬ人がいる。何事でもただ一つしか正しい道がないと思っているからである。」
物理学者のの寺田寅彦さんにして、こういう言葉が出てくるのですから、人生と言うのは、また人と言うのは面白いですね。
もちろん数学などの学問では正解は一つなのでしょう。それが科学の論理性・客観性と言われるものなのかもしれません。
ただし人間の生き方や人生の諸問題に関してはむしろ逆。人間の数だけ解決法はあるだろうし、同じ人間でも時と場合と相手によって対応は変わるのが当然。
「ドーデモイイ」と言う解決法が、解決法になることはよくあります。
だいたい「それが問題だ」なんていうから「答え」を探すことになる。
「ま、そんなこともあるさ」程度にとらえたり、「しかしそれは逆に考えればこんなメリットもある」と頭を柔軟にすれば、そもそも問題でなくなります。
人生においては「正解」なんてものはありません。
いや、数限りなくあると言うべきか。
要は本人が納得するかどうか、じゃないかな?
あなたはどう思いますか?
え!?
「ドーデモイイ」って!?
失礼しました!(-_-;)
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