最近読んで思わず元気をもらった本がこれ。
「嫌われる勇気 ~自己啓発の源流 「アドラー」の教え~
アドラーって誰?と言われる方も多いでしょうが、その昔臨床心理学の興隆を支えた3台巨頭がフロイト・ユング、そしてアルフレッド・アドラーなのです。
と偉そうに言っても、実は私はユンギアンなのであまりアドラーについては詳しくありません。
ところが昨今のいろいろな事件や世相を通じて胸にたまっていた思いが、このアドラー解説書を読んでかなりの程度スッキリしました。
詳しくコメントすると長くなるので、かつまんで紹介すると、それは目次を読むとわかります。
第3夜(この本は哲人と青年の対話形式で書かれています。対話の第3夜という形式なのです)
・「承認欲求」を否定する
・「あの人」の期待を満たすために生きていてはいけない
・課題の分離
などから始まって
・承認欲求は不自由を強いる
・本当の自由とは何か
と続きます。
「承認欲求」とは私が以前このブログで取り上げた「対人過敏傾向」のことを示してくれているのであり。他人に承認されなければ自分の存在意義を感じられないという生き方がいかに不自由で、自分の生き方を狭めているか、という内容で納得しました。
詳しいことはぜひ本を手にとってもいただきたいのですが、私個人としては今の時代の人々にとってアドラーの考え方は大変大切なヒントではないか、思うようになった次第です。
興味のある方はゼヒ!
とても分かりやすく書かれているのであっという間に読めてしまいますよ。
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