フィギュアースケート女子、ショートプログラムの結果が出ましたね。
あぁぁ、日本勢の結果は・・・・。
中でも浅田真央さんが16位、とは。
団体戦の時から表情が硬く、見ているこちらにも緊張が伝わってくるようでした。
数日前にも書きましたが、本当に個人競技は自分との戦い。
本番前までどの選手も必死で努力を積み重ねてきたのでしょうが、結局本番で結果が出せなければそれまでです。しかも戦う相手は敵ではなく、自分自身。
これは厳しいですね。
メンタルな面が大変大事になってきます。
以前日本のサッカーが低迷していた時、どうして日本人はチャンスに弱いのか、ということ話題になったことがありました。日本選手は、チームワークやパスワークは上手なのでけど、ここ!という時にシュートを打たない。いや、打てない。失敗するのではないか、誰かに回した方が良いのではないか、という弱気になるのだろう、ということが言われたものです。
それが反省となって、日本選手は海外へ出て個人主義的な側面の良い部分(自己責任)を取り入れ始めたのが、現在の日本サッカーの隆盛につながってきているわけです。
もちろん個人主義の弱点・欠点もあるし、日本的な集団主義が災害時に秩序を守って助け合うという素晴らしい側面につながってきてはいるのですが、この度のソチオリンピックなどを見ていると日本人はある年齢を経てくると、戦うエネルギーが少し減少してくるような気がします。
浅田さんもまだ少女であまり周囲を考えない時はのびのびとやれて成績もよかったのですが、次第に周囲が自分を見る目を意識し始めたのではないでしょうか。
男子の羽生選手もまだ、十代。
これからどうなっていくか、楽しみですが、高橋選手などを見ても少し表情が和らいできて、人間的には深みが出てきて素敵になってきたと思うのですが、選手として「自分だけが一番!」という傲慢な厚かましさは影を潜めてくるようですね。
そういう意味では、日本のサッカーの「本田選手」がどう結果を残すかが、気になるところです。
さてさて、なかなか難しいもんです。
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