「家族難民」「レンタル家族」・・・なんという時代<上>

1月27日号の週刊誌アエラを読んでいて驚いた。

メインの特集は「家族難民」。

 

内容を読むと、15年ほど前に「自立せずに親と同居している若者」を「パラサイト・シングル」と名付けた家族社会学者の山田昌弘さんが出した本のタイトルからとったものだということでした。

 

文章を読むと後15年も経った2030年ごろには、日本の家族の約4割が単身世帯になり、男性の3人に一人、女性の4人に一人が「生涯独身」の事態になるだろう、そういう「家族」という居場所を持てない人たちのことを指すらしいですよ。

 

色々な言葉をうまいことひねり出すもんだ、と感心する一方で、その文章を読み進むと、「オイオイ、これは結構大変かも」と思い始めたのです。

 

と言うのは、その文章の中で紹介されてい「家族難民」を市場とした便利屋(?)という企業の話を読んだからです。文章の中で、その便利屋さんが「『レンタルフレンド』『レンタル家族』を派遣するサービス」を行っているとありました。

 

何!?「レンタル家族」?

不登校の子供たち向けに「レンタルお姉さん」とかいうサービスがある、というような話はどっかで聞いたことありましたが、レンタル家族とは?

 

そこでさっそくその「便利屋」(?)さんのホームページを見てみました。

 

<明日へ続く>