さて、今年最後の「ささえる ことば」は、かの宗教改革の中心人物、マルティン・ルターさんのことば。
「希望がなければ、農夫は畑に種をまかないだろう」
希望を持つことは生きていくうえで大切なことかもしれません。
しかし一方で、村上龍さんの「この国にはなんでもある。だが希望だけがない」と言う言葉に象徴されるように、確かに今の私たちには具体的な明るい希望と言うものがなかなか持てない時代だと言えるでしょうね。
唯一山中教授のIPS細胞が明るい希望をもたらしてくれましたが、
それ以外、原発にしても景気にしても外交にしても、何か膠着状態がずっと続いています。
そんな中で、やはり一人ひとりが自分の人生の中で、何かしら小さな希望を持てれば少しでも人生を前向きに生きられるかもしれません。
今年最後の言葉は、来年に向けて前向きに歩んでいく願いをこめて取り上げました。
今年一年、皆さんつたないブログをお読みいただいて本当にありがとうございました。
来年こそ、もうちょっと中身のある内容に進化させると同時に、4月から開室するオフィス岸井をどうぞよろしくお願いします。
希望を胸に
“明るい方へ 明るい方へ”(金子みすず)
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