うまいこといいますね、さすが。
って、だれのことだ、って?
前回が夏目漱石だったからと言うわけではないですが、
文豪シリーズで今回のことばは「正岡子規」さん。
「悟りと言うことはいかなる場合にも平気で死ねることかと思っていたのは間違いで、いかなる場合にも平気で生きていることであった」
問題は、この「いかなる場合にも」の「いかなる場合」ですが、どんなことが考えられるかなぁ?
「病気をした場合にも」「貧乏に苦しめられた場合にも」「失恋などのショックに見舞われても」
などなど・・・・?
しかし案外大変なのが、普段に生活の人間関係のストレスと言う奴でしょう。
確かに病気や貧乏はいやだけど、毎日毎日続くと言う点では人間関係も同じ。
困った人、迷惑な人、やる気のない人、一人から回りしている人・・・
もっとも自分も他の誰かからすれば困ったちゃんの一人なのかもしれませんが。
いずれにしても「平気で生きていく」ことが出来るというのは、よっぽど悟っているか、よっぽど周囲に迷惑をかけているか、どちらかでしょうね。
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