マッサージチェアは安いか、高いか?
マッサージチェアといえば、温泉旅館の風呂場で使うか、大型電気店で歩きつかれて休息がてらグタグタするか、ぐらいのイメージだが、なんと私の部屋にはで~んと白いマッサージチェアが鎮座あらせられる。
むかし知り合いに「いいよ、これはいいよ」と勧められその気になったのだが、家族に相談しても「そんなもの、絶対(!)服の置き場になるかかばんの置き場になるに決まっているからやめとけ」と猛反対された。
そこまで反対されれば、持ち前の天邪鬼がムクムクと起き上がってきて
「おれのへそくりで買う!だったら、文句ないだろう!」と大人気なくも押し切った。
だが、高い。
高機能のチェアなら、ウン十万ですよ、そりゃ高いに決まってる。
しかしいったん言い出した以上挫折するのも癪なので、え~い、とばかりに次の日に大型電気店で購入したんだ、ワイルドだろ?
それからの経過は山あり谷あり。
しばらく快調に使いこなして面目を保ったが、その内、いつとはなしに着替えの服がたまり始め、そのうち帰宅後のかばんが・・・・。
ところが最近、またそのチェアが復活し始めたのです。
肩が凝って仕方がなくなり、またこいつのお世話に。
久しぶりに使うマッサージチェアは新鮮ですよ。極楽、極楽。
人生もマッサージチェアも長い目で見なければ、ね。
長い目でみりゃ、ウン十万の代金も安いもの。
なにしろ、マッサージしてくれるだけじゃなく、服置き場やかばん置き場にもなるという付加価値もついているんだから、誰にも文句をいわせないゼイ!
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