私が関心をもつ学者の村瀬学さんの著書「なぜ大人になれないのか」の中の一段落のタイトルからいただきました。
私自身が音楽好きで、自分が調子悪くなるとなぜか音楽を聴く気になれない日々が続くことに気がついていたので、この文章を読んだとき「やっぱり!」と我が意を得たり気持ちでしたね。
村瀬さん曰く
“「音楽」を聴くというのは、何らかの形での「世界」に向かっての開かれ方なのである。本当にすべての世界から身を閉ざしてしまえば、「音楽」なんて聴こうという気も起こらなくなるのではないか”
そうそう、そうなんです。
ちなみに、最近の私はしばらく音楽から遠ざかっていましたが、またぼちぼち音楽を聴こうという気持ちになれてきました。
別に「 」の中が音楽である必要はないと思います。
「絵」でも「ジョギング」でも「料理」でも、
何でも自分がそれをしていると時間を忘れるようなものであれば。
要するに「趣味」が自分を救ってくれるということではないでしょうか。
私の場合はそれが「音楽」だった、ということでしょう。
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